AI音楽ジェネレーターおすすめ4選2026
ElevenLabs Music、Suno、Soundraw、AIVAを同じプロンプトでテストしました。品質ではElevenLabs、無料ボーカルではSunoが優勝。実際のオーディオサンプルをお聴きください。
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Soundraw(サウンドロー)は、YouTube・Spotify・ポッドキャストで収益化するクリエイター向けのAI BGMジェネレーターで、著作権リスクを極力ゼロにしたい人をターゲットにしている。各トラックはロイヤリティフリーAI音楽として、著作権楽曲をスクレイピングしたものではなく、Soundrawの社内制作チームが書き下ろし・録音した楽曲のみをもとに生成される。BGMとしての出来は堅実で、Mixerツールで実用的なカスタマイズが可能。年払いなら月額11.04ドルと、多くのストック音楽ライブラリより安価だ。
Soundrawは、ジャンル・ムード・エネルギーを選んでロイヤリティフリーのインストゥルメンタルトラックを作る無料のAI音楽ジェネレーターだ。課金なしで無制限に生成してプレビューでき、ダウンロードはCreatorプラン(年払い$11.04/月)から始まる。SunoやElevenLabs Musicのようにテキストプロンプトを受け付けるのではなく、クリックとスライダーでパラメータを選び、AIがアレンジを組み立てる。
著作権の扱いが、他のAI音楽ツールと大きく分かれる点だ。AIはSoundraw自社の作曲家・プロデューサー陣が制作した音楽だけで学習している。インターネット上の楽曲を無断収集したり、既存曲を学習データに使ったりはしない。生成トラックには商用利用を含む全世界・永続ライセンスが付く。
以下は、デフォルト設定で生成したSoundrawのPopトラックだ。Popジャンルを選び、エネルギーを中程度に設定し、追加の調整は行わずに生成した。
ミックスはクリーンで、YouTube動画やポッドキャストのイントロBGMとして十分使える。ヒット曲クラスの「人間プロデュース」と誤認されるレベルではないが、それがSoundrawの狙いでもない。プリセット選びだけに留まらず、ファイルと格闘せずに一貫したBGMを用意・調整したい制作向けのツールだ。
ヒップホップ、Lo-Fi、オーケストラなど30種類以上。複数ジャンルをブレンドして独自のサウンドに
エネルギーレベルと感情トーンを設定。Energetic、Dark、Peaceful、Romanticなど
15秒から5分以上まで生成し、用途に合わせた尺に
ドラム、ベース、メロディ、FXのオンオフ。Mixerツールで細かく制御
1つに絞るか、複数をブレンド
ヒップホップ+オーケストラ、トラップ+Lo-Fi、アコースティック+フォークなど。ジャンルブレンドはストックライブラリにない組み合わせを生みやすい。
エネルギーと再生時間を指定
Energetic、Dark、Peaceful、Romanticなどのムードから選択。長さは15秒から5分超まで設定可能。
AIが一瞬で15パターンを作成
数秒で複数候補が出る。気に入ったものを起点に、そこからカスタマイズする。
要素ごとに小節単位で微調整
楽器のオンオフ、強弱、テンポ、曲構成の変更。DAWは不要。
MixerはSoundrawの最大の強みだ。生成後、トラックの各要素を小節ごとに操作できる。
ドラム、ベース、メロディ、FXをミュート/ソロし、ミックスを細かく制御
小節ごとのエネルギーでテンポ感を調整。トークパートは低め、アクションは高め、など
再生成なしに速くしたり遅くしたりし、映像に合わせられる
イントロ、Aメロ、サビ、アウトロを自由に配置。セクションの延長・短縮も可能
ジャンルブレンドは、Soundrawらしさが最も出る領域だ。AIが複数スタイルを融合し、ストックでは出にくい組み合わせを作る。
2026年4月時点のジャンルブレンドの組み合わせ例
| ジャンルの組み合わせ | 向いている用途 | 品質の印象 |
|---|---|---|
| ヒップホップ+シネマティック | YouTubeのオープニングや予告編向けの壮大さ | 非常に良い |
| Lo-Fi+ジャズ | 勉強用・作業用など落ち着いたBGM | 非常に良い |
| エレクトロニック+オーケストラ | 緊張感の盛り上げや転換 | 良い |
| アコースティック+フォーク | ポッドキャストやVlogの温かいBGM | 良い |
| トラップ+Lo-Fi | SNS向けの現代的な雰囲気 | 非常に良い |
| ロック+エレクトロニック | ゲーム実況など高エネルギーな映像 | 良い |
2025年半ば以降、1分以上の曲向けにDynamic Tracksが追加された。生成トラックは、同じループの繰り返しだけでなく、曲の途中で自然な変化を含むようになった。聴感上はループ感が目立ちにくく、時間とともにエネルギーやアレンジに小さな変化が入る。
以下の価格は2026年4月時点の情報だ。
| プラン | 年額 | 月額 |
|---|---|---|
| Free | 年額 $0 | 月額 $0 |
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| おすすめ Creator | 年額 $11.04/月 年間一括払い | 月額 $12.99/月 |
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| Artist Starter | 年額 $19.49/月 年間一括払い | 月額 $25.99/月 |
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| Artist Pro | 年額 $23.39/月 年間一括払い | 月額 $38.99/月 |
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| Artist Unlimited | 年額 $32.50/月 年間一括払い | 月額 $64.99/月 |
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無料プランでは無制限に生成・プレビューできるが、いずれのトラックもダウンロードはできない。書き出しにはCreatorプラン(年払い月額11.04ドル)が必要。操作感の把握には十分だが、課金なしでは完成品のプロジェクトにSoundrawの音源を組み込めない。
CreatorとArtistは想定用途が異なり、付与される権利も違う。
学習は社内作曲のみ。無断スクレイプや法的グレーゾーン、Content IDとの一致を避けやすい
楽器・強弱・テンポ・曲構成を小節単位で編集。生成後の操作幅はSunoやAIVAより広い
任意の2ジャンルを組み合わせて独自サウンドに。ヒップホップ+オーケストラ、トラップ+Lo-Fiなど30種類以上から選択
ArtistプランでWAVと個別ステム(ドラム、ベース、メロディ、FX)を取得し、DAWに取り込める
1分超の曲では、単調なループではなく自然な変化を含み、聴き心地に変化を持たせやすい
REST APIで自社アプリ・ゲーム・プラットフォームにSoundrawの生成機能を組み込める
個人クリエイター以外にも、大規模向けの提供がある。
Soundrawの登場以降、新しいAI音楽ツールも増えている。2026年版 おすすめAI音楽ジェネレーターの比較記事で扱っている他3ツールとの違いは次のとおりだ。
2026年4月時点の機能比較
| 項目 | Soundraw | ElevenLabs Music | Suno | AIVA |
|---|---|---|---|---|
| 最適な用途 | 著作権に配慮したBGM | ボーカル付きのスタジオ品質に近い曲 | 無料枠でもボーカル曲 | オーケストラ・クラシック系 |
| 著作権の扱い | 100%社内学習 | ライセンス済み | ライセンス済み(有料プラン) | ライセンス済み |
| ボーカル | なし(インストのみ) | あり、多言語 | あり、品質はトップクラス | なし(インストのみ) |
| 入力方法 | スライダーとドロップダウン | テキストプロンプト | テキストプロンプト | スタイル選択 |
| 生成後の編集 | 高度なMixer(小節レベル) | セクション編集 | Studio 1.2 | ピアノロール+MIDI |
| ステム書き出し | Artistプラン(WAV+ステム) | なし | Proプラン | Proプラン |
| MIDI書き出し | なし | なし | なし | あり |
| 無料ダウンロード | なし(プレビューのみ) | なし(プレビューのみ) | あり(非商用) | 月3本(非商用) |
| 入門価格 | 年払い月額11.04ドル | 年払い月額7.99ドル | 年払い月額8ドル | 年払い月額11ユーロ |
| 商用利用 | 全有料プラン | Proプラン(月額9.99ドル) | Proプラン(月額10ドル) | Standard(月額15ユーロ) |
著作権の安心感を最優先し、収益化コンテンツのBGMが主用途ならSoundrawが向く。ボーカルが必要ならElevenLabs MusicかSuno。オーケストラスコアとMIDI書き出しが欲しいならAIVA。音声サンプルと詳しい比較は、2026年版 おすすめAI音楽ジェネレーターを参照。
著作権リスクを抑えた独自BGM。Content IDや収益分配の心配を減らせる
ブランドに合わせたイントロ・アウトロ。長さとエネルギーも調整しやすい
大量制作でも生成回数を気にしにくい。ArtistプランならDAW連携用のステムも
小売向けStore BGMやEnterpriseなど、規模の大きい商用利用向けプランがある
組み合わせが差を生む
ヒップホップ+クラシックはストックでは出にくいサウンドになりやすい。トラップ+Lo-Fi、ロック+エレクトロニックも相性が良い。
生成結果は出発点
静かなパートで楽器をミュートし、重要な場面でエネルギーを上げる。そこから「汎用生成」が「自分向け」に寄る。
強弱スライダーで間を作る
トーク中心は低め、Bロールは中程度、オープニング・転換・アクションは高め、といった使い分けがしやすい。
全プランで最大約50%お得にできる例がある
Creatorは月払い12.99ドルから年払いなら月額11.04ドル。DL済みトラックに永続ライセンスが付くため、継続利用なら年払いの価値が出やすい。
AI音楽の生成を無制限にプレビュー。ダウンロードが必要になったら契約すればよい。
ElevenLabs Music、Suno、AIVAとの違いを、音声サンプル付きで整理。
Soundrawは、コンテンツを収益化するクリエイターにとって、安全性の説明が明確なAI音楽ジェネレーターだ。著作権モデルが一貫しており、Mixerで実用的なコントロールができ、BGMを無制限に使う料金も妥当な水準にある。
Soundrawは、明確な著作権の説明と、プリセット選択以上のカスタマイズを約束する点で、訴求どおりの価値を出しやすい。プレビューやトラック作成向けの無料AI音楽ジェネレーターとして、有料プランにコミットする前にあらゆるジャンルを試せる。YouTube投稿、ポッドキャスト、クライアント動画などでContent IDを気にせずBGMが欲しいなら、2026年4月時点でも有力な選択肢のひとつだ。
年払い月額11.04ドルのCreatorは、継続的なコンテンツ制作なら妥当な価格帯だ。ストリーミング配信まで必要なら、Artistプランで著作権の帰属がはっきりする。
できる。有料プランすべてに商用利用権とフル収益化が含まれる。Soundrawのトラックは、既存のライセンス楽曲ではなく社内音楽のみで学習したオリジナルのAI生成曲のため、YouTubeのContent IDにフラグは付かない。社内学習モデルのため、Content IDが照合する第三者の著作物が学習データにない。
サブスクリプション契約中にダウンロードしたトラックには永続ライセンスが付く。解約後も、すでに取得したトラックは商用を含め永久に利用できる。いずれのプランでもクレジット表記は不要だ。
Artistプラン(Starter 年払い月額19.49ドル、Pro 23.39ドル、Unlimited 32.50ドル)でのみ可能。Creatorは動画・ポッドキャストのBGM用途向け。Artistでは著作権が利用者に移転し、主要ストリーミングへ配信してロイヤリティ100%を受け取れる。
2026年4月時点では不可。Soundrawはインストゥルメンタルのみ。AIボーカル付きの曲ならElevenLabs MusicとSunoが代表格で、どちらもテキストプロンプトから多言語のボーカルを生成できる。Soundrawでインストを作り、別ツールのボーカルをDAWで重ねる使い方もある。
商業利用で著作権に敏感な案件なら、社内音楽のみで学習するSoundrawが安心感は高い。Sunoは無料枠(クレジット50/日)とAIボーカルの品質で強い。ElevenLabs Musicは全体の音質と多言語ボーカルで強い。生成後の編集はSoundrawのMixerが厚い。SunoとElevenLabsはテキストプロンプト、Soundrawはスライダー中心。4ツールの比較と音声サンプルはGenMediaLabの「2026年版 おすすめAI音楽ジェネレーター」記事でまとめている。
YouTube、ポッドキャスト、広告、ゲームのBGMとしては十分な水準が多い。ミックスはクリーンで、ジャンルブレンドでバリエーションも出せる。人気アーティストの楽曲と正面から競うリリース用途では、人が書いた曲のような感情の深さは期待しにくい。Soundrawは制作ツールであり、作曲家の代替を謳うものではない。
CreatorはMP3ダウンロード。Artist ProとArtist UnlimitedはWAVと個別ステム(ドラム、ベース、メロディ、FX)に対応し、DAW連携向き。Artist StarterはMP3のみ。書き出し品質は高く、ステムがあればAbleton、Logic Pro、FL Studioなどでミックスを細かく調整できる。
ある。自社プラットフォーム、ゲーム、アプリにAI音楽生成を組み込みたい開発者向けにAPIが提供されている。動的なトラック生成やドラムミキシングなどに対応。Canva、Captions、Wondershareなどが製品の音楽機能にSoundrawのAPIを利用している。
Soundrawは無料のままトラックを無制限に生成してプレビューできるが、ダウンロードにはCreatorプラン(年払い$11.04/月)が必要。完全無料でAI音楽をダウンロードしたい場合は、Sunoが1日50クレジット(非商用)、AIVAが月3回まで無料ダウンロード(非商用、AIVAのクレジット表記が必要)を用意している。商用向けのロイヤリティフリーAI音楽で著作権リスクを抑えたいなら、Soundrawの方が適している。
アカウント設定から解約できる。契約中にダウンロードしたトラックは、解約後も永続ライセンスのもとで利用し続けられる。手順が分かりにくいという声もあるため、課金ダッシュボードで解約が反映されたか確認しよう。