Opus Clip レビュー 2026:AI動画クリッパー
Opus Clip 2026年レビュー。ClipAnything、バイラルスコア、料金プラン、無料枠を解説。1600万人以上が利用するAI動画切り抜きツールの実力を検証。
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すでに短いクリップを持っていて、トレンド感のある字幕をすばやく仕上げたいならSubmagic(サブマジック)が勝つ——テスト動画の処理にかかったのは約30秒だった。長尺の録画から自動でクリップを見つけ出したいならOpus Clip(オーパスクリップ)が勝つ、同じテストで約4分かかったとしても。本気で取り組むクリエイターの多くは、結局どちらも使うことになる。
Opus ClipとSubmagicは、同じ作業の違う工程を担当している。Opus Clipは長尺録画からクリップになりそうな瞬間を抜き出す。Submagicはすでに手元にあるクリップをトレンドに乗った見た目に仕上げる。第三の選択肢を探しているなら、AIビデオクリッパー比較記事も参考になる。
| ツール | おすすめ用途 | 価格 | 評価 | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| 編集者のおすすめ Opus Clip | 長尺ポッドキャストを再利用するポッドキャスター | $15/月 | ClipAnythingによる長尺動画からのマルチモーダルクリップ検出 | |
| 高評価 Submagic | 字幕をすばやく仕上げたいショート動画クリエイター | $12/月(年払い) または $19/月 | AI B-rollとフックタイトル付きのアニメーション字幕 |
毎月60クレジットを無料付与。ClipAnythingが長尺録画から瞬間を自動で見つけ出す。
カード登録不要で3本の動画をテスト。今トレンドの字幕スタイルを確認できる。
Opus Clipの核となる強みは仕上げではなく検出だ。ClipAnythingが映像・音声・感情のシグナルを読み取り、クリップになりそうな瞬間にフラグを立て、9:16に自動でリフレームする。

ClipAnythingは映像・音声・感情分析を一度のパスでまとめて行う。Opus Clipいわく「業界初のマルチモーダルAI動画クリッピングソフトウェア」だという。バイラルスコアは各シーンの再生ポテンシャルを評価する機能だが、Starter以上限定で、後述のテストでも無料プランには一度も表示されなかった。2026年の新機能は2つ。音声クローンで25言語に吹き替えるVideo Dubbing(7月7日追加)と、「Agent Opus」によるAI動画B-roll機能(7月10日追加)だ。
一点、食い違いを指摘しておきたい。Opus Clip自身のページ内で字幕精度の数字が一致していない。キャプション専用ページでは99%、トップページでは「97%超」——本稿執筆時点でどちらも公開されたままだ。
無料プランは月60クレジット、アップロード容量10GBまで使える。ただしエクスポートは1080pかつ全クリップに透かしが入り、クリップは3日経つとダウンロードできなくなる。
ソース動画は最長10時間または30GBまで(アップロードあたりの容量はFree/Starterで10GB、Pro/Businessで30GB)。クリップの長さは15分が上限。9:16はどのプランでも書き出せるが、1:1と16:9はPro以上が必要。4KエクスポートもPro・Businessに用意されているが、ソース自体が本物の4Kである場合に限られ、アップスケールでは不可だ。
Submagicは長尺クリッパーではなく、仕上げの層を担うツールだ。切り出し済みのクリップを渡すと、トレンド字幕・B-roll・フックタイトルを一度のパスで追加してくれる。

Submagicは字幕精度99%を公称しているが、これは自己申告の数字で、300語の動画中およそ3個の誤りが根拠になっている。対応言語数はSubmagic自身のページ内でもバラつきがあり、多いところでは123、少ないところではおよそ50、別の場所では「100+」と表記される。実態に近い数字は100+で、Submagic自身のページを見る限り48から123の間で揺れている。
字幕以外では、Pro以上でStoryblocksのB-rollが使え(2026年のアップデートで新規1,000万本以上のクリップが追加された)、SchedulerがPro・Businessプランで動画をTikTok・Instagram・YouTube Shortsへ直接公開してくれる。
評価は第三者機関で裏付けが取れる:G2で4.7/5(84件のレビュー)、Trustpilotで4.5/5(「Excellent」評価、826件のレビュー)。両プラットフォームに共通する不満点は課金まわりで、製品そのものへの不満ではない。Opus Clipについては同等の評価を第三者機関で独自に確認できなかったため、本稿には掲載していない。
Starterは1080p/30fpsが上限、Proは1080p/2Kに対応、Business + APIでは4K(30/60fps、こちらはBusiness限定)まで解放される。処理できる動画の長さもプランごとに制限があり、2分・5分・30分と段階分けされている。アスペクト比は9:16・16:9・1:1・4:5がどのプランでも使え、有料プランに透かしが入ることはない。
無料の選択肢は月額プランではなくトライアルだ。Submagic自身のバナーには「Try out with 3 free videos. No credit card required.」とある——これは毎月もらえる枠ではなく一度きりの上限で、現行の料金表にFreeプランの枠自体が存在しない。トライアルでの書き出しには透かしが入る。
表示価格だけを見ると近く見える。だが、それぞれのプランに実際に何が含まれているかを見ると差が開いてくる。
| Plan | Annual | Monthly |
|---|---|---|
| Free | Annual $0 | Monthly $0 |
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| Starter | Annual 年払いオプションなし | Monthly $15/月 |
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| おすすめ | Annual $14.50/月 年払い | Monthly $29/月 |
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| Business | Annual 要問合せ | Monthly 要問合せ |
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| Plan | Annual | Monthly |
|---|---|---|
| Annual $12/月 年払い | Monthly $19/月 | |
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| おすすめ | Annual $23/月 年払い | Monthly $39/月 |
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| Annual $41/月 年払い | Monthly $69/月 | |
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| Custom | Annual 営業に問い合わせ | Monthly 営業に問い合わせ |
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Magic Clipsアドオン(月$19、年払いなら$12)を追加すれば、どのSubmagicプランにも長尺動画からの抽出機能を後付けできる。もう二つ、気づきにくいクセがある。SubmagicのProはStarterの2倍の価格なのに、API利用時間は同じ10分が上限のまま(100分まで増えるのはBusiness + APIのみ)。そしてOpus Clipのクレジットには有効期限があり、月払いは60日、年払いは12か月で失効する。
毎月60クレジットがリセットされる。プランを決める前にClipAnythingを試すには十分な量だ。
月40本の動画、ブランドキット、SNS投稿機能が年払い$23/月から。
無料プランの状態で、4分29秒のNASA解説動画を両方のツールに通し、それぞれの字幕をNASAの公式トランスクリプトと突き合わせて確認した。Submagicは3クレジットで約30秒、Opus Clipは4クレジットで約4分かかった。このテスト全体を通じて、この差が最もはっきりした違いだった。
テストに使ったのはNASAの「#AskNASA, What Is the International Space Station?」というパブリックドメインの解説動画で、長さ4分29秒(Submagic自身のプレーヤーは4分35.50秒と表示)、ファイルサイズ76MB、話者の発話は約1,040語。NASAはこの動画に対して公式の.srt字幕ファイルを公開している。
アップロードには3 AIクレジットを消費した(トライアル開始時15クレジット、消費後は12残った)。処理は4つの工程を経て約30秒で完了した。字幕生成から字幕アニメーション作成までの流れだ。エディター上には動画単位の指標として「Caption accuracy 99.37%」と表示された。Styleパネルには37種類のプリセット(All、Trend、New、Premium、Speakers、絵文字フィルター、うち8つはPremiumバッジ付き)が用意され、位置・フォントサイズ・色もすべて調整できた。
NASAのトランスクリプトと突き合わせて見つかった引っかかりが一つある。Submagicは「#AskNASA」を「This is ask NASA.」と書き起こしていた。ブランド名としてのトークンが失われた形だが、ツール自身の単語単位の精度スコアはこの行を正解としてカウントしていた。
Opus Clipは同じファイルに4クレジットを提示した。Submagicより1クレジット多いのは、1分ごとに1クレジットを課金し、端数の分は切り捨てる仕組みのためだ。クレジット残高は60から56に減り、この課金を裏付けている。結果画面の上部には英語で「You are using the Free Plan of OpusClip with watermark and limited features.」というバナーが表示された。
処理画面のETAは4分と表示され、実際もほぼその通りにかかった。Submagicの30秒と比べると、このテスト全体でもっとも際立つ速度差だった。結果として6本のクリップ(長さは00:15から01:23まで)が生成され、それぞれにAIが書いたタイトルが付いた。その一つが「ISS Speed: 17,500 MPH Orbit Revealed!」だ。
バイラルスコアはグリッド表示・リスト表示のどちらを確認しても、無料プランのどこにも一切表示されなかった。
NASAのトランスクリプトと比べると、Opus Clipの字幕はソースとほぼ同じ内容だった。NASAは数字を文字で綴る流儀を採っており(「ninety」「sixteen」など)、Opus Clipは一部をアラビア数字に正規化したが(「90」「16」など)全部ではなく、「seventeen thousand five hundred」は文字のまま残す一方で、同じクリップの自動生成タイトルでは「17,500」という表記を使っていた——同じ数字に二つの流儀が混在していたことになる。実質的な置き換えが起きていた箇所は一つだけで、NASAの「That means the crew」がOpus Clipでは「It means the crew」になっていた。
どちらのツールも、内容の理解を妨げるような誤りは犯していない。NASAのトランスクリプト自体に独自の表記スタイルがあるため、この差の大半は誤りというより書式の違いだ。字幕にとって本当に重要なのは、数字の表記統一や「#AskNASA」のようなブランドトークン(NASAのトランスクリプトでは2回使われている)の扱いであり、それはどちらのベンダーが自己申告する精度パーセンテージも測っていない部分だ。
できる。この2つのツールは同じ仕事の別々の半分を担っている。Opus Clipは長尺録画の中からクリップになりそうな瞬間を見つけ出す。Submagicはその瞬間を、投稿先のプラットフォームにネイティブな見た目へ仕上げる。一つのファイルをOpus Clipに通し、その後Submagicに通せば、パイプライン全体をカバーできる。
もし自分でこの流れを組むなら、まず生の録画をOpus Clipに通す——検出こそがOpus Clipの本当の強みだからだ——そのあと、勝ち残ったクリップをSubmagicで仕上げて、Opus Clip自身のシステムでは届かない字幕品質に持っていく、という順番になる。
双方の最安有料プランを組み合わせると、Opus Clip Starter($15/月)とSubmagic Starter(年払い$12/月)で月あたり約$27。両方のProプラン(年払いで$14.50と$23)を組み合わせれば、4K対応のエクスポートとブランドテンプレートが加わって月あたり約$37.50になる。
長尺映像の中から瞬間を見つける精度では、Opus Clipのバイラルスコアと ClipAnythingが依然として一歩リードしている。クリップを完成品らしく見せる仕上げでは、Submagicの字幕プリセットと4.7/5というG2評価が一歩リードしている。
ゼロから動画の再利用パイプラインを組みたいなら、顔出しなしYouTubeチャンネルの作り方ガイドでより広い設計を扱っている。この組み合わせが今の制作スタイルに合わないなら、比較記事ライブラリで他の対決も見てほしい。
使い続けられるプランとしては無料ではない。Submagicはカード登録不要で3本までの動画トライアルを提供しているが、トライアルでの書き出しには透かしが入り、月額の無料プランは存在しない。トライアル終了後は年払い$12/月からのプランになる。
使える。Opus Clipの無料プランは月60クレジットが付与され、1080pまでエクスポートできる。引き換えとなるのが、すべてのエクスポートに入る透かし、3日で期限切れになるクリップ、そしてStarter以上限定のバイラルスコアが使えない点だ。
ある。Opus Clipはモバイルアプリを提供しており、更新履歴を見る限り投資も継続中だ。2026年8月のアップデートでは、アプリが8言語にローカライズされている。
Starterは月$19(年払いで$12)で、2分までの動画を月15本まで。Proは月$39(年払いで$23)で、5分までの動画を月40本まで。Business + APIは月$69(年払いで$41)で、30分までの動画を月100本まで、API利用も含まれる。
できる。相性のいい組み合わせだ。Opus Clipは長尺録画の中からクリップになりそうな瞬間を見つけ、Submagicはすでにカット済みのクリップをトレンドの字幕やB-rollで仕上げる。組み合わせた場合のコストは、プラン次第で月あたり約$27から$37.50になる。
ワークフローのどの部分で助けが必要かによる。長尺エピソードから瞬間を自動で見つけ出す力ではOpus Clipが強く、10時間対応というソース時間の長さはSubmagicの30分上限を大きく上回る。一方、クリップがすでにカットされていて、あとはすばやくトレンドの字幕を付けたいという段階ではSubmagicが強い。
Opus Clipの本当の強みは検出だ。ClipAnythingが長尺録画の中から瞬間を自動で見つけ出し、10時間というソース対応の上限はSubmagicを大きく上回る。今回のテストではその分処理に約4分かかった(Submagicは30秒)うえ、無料プランはバイラルスコアを有料の壁の向こうに隠している。
今回のテストで速かったのはSubmagicで、しかも実際に検証できる評価を持つツールでもある:G2で4.7/5、Trustpilotで4.5/5。同じテストファイルの処理は約30秒で、Opus Clipの約4分と対照的だった。長尺録画からのクリップ探し単体はSubmagicの得意分野ではない。