Canva vs Fotor動画エディター比較
CanvaとFotorの動画エディターを無料機能、AIツール、使いやすさ、テンプレート数、エクスポート品質で比較。初心者が選ぶべき無料動画エディターはどっちか検証しました。
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Canva Craft(キャンバ クラフト)は、Canvaが初めて自社で開発した画像生成モデルです。2026年10月22日に発表され、CanvaのAI画像生成ツールDream Labですでに使えます。無料ユーザーも対象です。10月24日に3つのプロンプトで試したところ、ベーカリーのポスター4枚は文字がすべて正しい綴りで出てきました。ただしCraftは、頼んでもいないコピーまで書き足してきます。
使ったのは無料のCanvaアカウントです。プロンプトはすべて英語で入力し、ポスター、ポートレート、商品写真を1回ずつ生成しました。プロンプト3つで画像12枚なので、ベンチマークではなく第一印象として読んでください。
Craftが入っているのは、Canvaのホーム画面にあるAI画像ツールDream Labです。開発者向けにはCanvaの公開APIからも使えます。私のアカウントではモデルの選択欄が「Canva Craft-1 2K」で固定されていて、ほかの選択肢はありませんでした。1回のプロンプトで画像が4枚生成され、かかった時間は1〜2分でした。
Canvaによると、Craftは最大2K解像度で、30種類以上のアスペクト比に対応し、どの言語のプロンプトも受け付け、55言語の文字を描けます。私の画面で選べたアスペクト比は6種類(16:9、9:16、1:1、4:3、3:4、2:1)だったので、すべて3:4で生成しました。ダウンロードした画像はJPGで、サイズは1760×2336ピクセル、1枚あたり4.6〜6.3 MBでした。
Dream LabはPremium AIツールの扱いなので、毎月のAI利用枠から差し引かれます。Canva Freeで使えるのは、StandardとPremiumのAIツールを合わせて月最大20回で、毎月1日にリセットされます。Canva ProはPremiumツールを月最大200回、Canva Businessは最大400回です。残り回数はSettings > Billing > AI usageで確認できます。今回の3つのプロンプトで、無料枠20回のうち3回を使いました。
生成した画像には、すべて目に見えるAIラベルが付きます。Canvaによると、規約を守る限り、Dream Labで作った画像の所有権は作成者にあります。ただし、AI画像に著作権が認められるかどうかは国によって異なる、ともCanvaは断っています。
画像生成モデルがいちばんつまずきやすいのがポスターなので、まずそこから試しました。
A4 poster for a neighbourhood bakery called “Oven & Ember”. Headline “Sourdough Saturday”, subline “Every Saturday, 8–12”, address line “14 Kettle Lane”. Bold condensed display type, warm terracotta and cream palette, a hand-drawn loaf illustration, slight paper grain.
「Oven & Ember」という街のパン屋のA4ポスターで、見出しは「Sourdough Saturday」、サブコピーは「Every Saturday, 8–12」、住所は「14 Kettle Lane」。太めのコンデンス書体に、テラコッタとクリームの温かい配色、手描きのパンのイラスト、うっすらとした紙の質感、という内容です。
4枚とも、頼んだ行がすべて正しい綴りで入っていました。Oven & Ember、Sourdough Saturday、Every Saturday, 8–12、14 Kettle Laneの全部です。レイアウトも4枚それぞれしっかり違います。アーチ型のバッジに下部の商品帯を合わせたもの、左揃えのエディトリアル風、中央にエンブレムを置いたもの、赤い斜めの帯が入ったもの、の4種類でした。
一方で、頼んでいないものまで入っています。Craftは自分でコピーを書き足しました。「Naturally leavened, 36 hr ferment」というバッジ、「Country Boule, Seeded Rye, Morning Buns」にサブコピーを添えた帯、「Country Batards, Seeded Rye, Warm Crusts From the Hearth」の箇条書き、そして「Stone-milled flour, Long fermentation, Wood-fired crust」という一文です。これらも綴りはすべて正しいものでした。
実際のパン屋で使うなら、こうした創作コピーは消す必要があります。それでも、ポスターに誤字を1つも見つけられなかったのは、私が使ったモデルではこれが初めてです。Qwen Image 2.1のテストでは小さな文字が当てになりませんでしたが、今回は全行が正確でした。
なお、Canvaは55言語の文字に対応するとしていますが、私のプロンプトは3つとも英語です。日本語の文字がどこまで正しく出るかは、今回は確かめていません。


Canvaによれば、Craftの評価がいちばん高いのはポートレートです。そこで次はポートレートを頼みました。
Editorial portrait of a woman in her sixties with silver locs and a mustard turtleneck, seated by a tall window, soft side light, neutral grey studio backdrop, shot on medium format, shallow depth of field.
シルバーのロックスにマスタード色のタートルネックを着た60代の女性が、背の高い窓辺に座るエディトリアルポートレート。柔らかなサイド光、ニュートラルなグレーの背景、中判カメラで撮影、浅い被写界深度、という内容です。
返ってきたのは、写真として十分に通用する4枚でした。マスタードのタートルネック、柔らかな光が横から入る背の高い窓、グレーの背景は4枚すべてにそろっていて、手や指輪、イヤリングも自然です。きちんとロックスになっているのは3枚で、1枚目はゆるいツイストに近く見えます。
1枚は、浅い被写界深度もポートレートという指示もまるごと無視して、がらんとした部屋に小さく座る引きの画にしてしまいました。小物もCraftが勝手に足しています。椅子、カップと本を載せたサイドテーブル、さらに1枚ではセーターの上にブレザーまで羽織らせていました。
Canvaが首位を名乗る分野ですが、このプロンプト1つに限れば、その主張にも納得できます。

3つ目は、文字を載せる余白のある商品写真です。
Studio product shot of a matte black ceramic pour-over kettle on a wet slate slab, a thin curl of steam, warm morning light from the left, dark moody background, space at the top for a headline.
濡れたスレートの板に置いたマットブラックの陶器製ドリップケトル、細く立ちのぼる湯気、左から差す温かい朝の光、暗くムーディーな背景、上部に見出し用のスペース、という内容です。
ケトル、濡れたスレート、湯気、温かいサイド光はすべてそろっています。頼んでいないドリッパー、ガラスのサーバー、コーヒー豆、計量スプーンも勝手に置かれていました。問題は見出し用のスペースです。4枚中3枚は、Craftが自分で考えた「SLOW MORNINGS」や「MORNING RITUAL」という見出しでそこを埋め、その下に「Handcrafted Ceramic Pour-Over Kettle」のような小さな一行まで添えていました。余白を空けたままにしたのは1枚だけです。
テンプレートで学習した癖が出ているのだと思います。Craftは「見出し用のスペース」を「見出しを書け」と受け取るようです。何もない余白がほしいなら、プロンプトでそう指定するか、あとで文字を消してください。


Higgsfieldの画像モデルSoulは無料プランから使え、Canvaのような月20回の上限はありません。生成した画像は、どのプランでも商用利用できます。
Higgsfieldを無料で使ってみる →Craftは2段階で動きます。まず計画用のモデルがプロンプトを読み、構図の設計図を書きます。どの要素を入れ、どこに置き、どのくらいの大きさにするか、視覚的な優先順位、そして入れる文字までです。次に、別のレンダリング用モデルがその設計図をもとに画像を描きます。Canvaは、レイアウトと文字が正確に出るのも、Magic Layers機能で編集できるレイヤーにうまく分解できるのも、この仕組みのおかげだとしています。
学習の軸は写真よりもデザインです。Canvaによると、自社ライブラリにある人間が作った数百万点のテンプレート(ポスター、SNS投稿、プレゼン資料、インフォグラフィック、メニュー)で学習させ、さらに社内デザイナーのフィードバックで微調整しました。デザイナーたちは、競合モデルと比べた2万5,000組を超える画像ペアを評価しています。私が見た結果とも合います。ポスターの出来も、勝手に入る見出しも、どちらもテンプレートの癖に見えるからです。
ランキングについてCanvaは、クラウドソーシング型のリーダーボードDesignArenaで、Craftが総合4位の画像モデルとしてデビューしたとしています。これに従えば、Canva Researchは画像生成で2番目に進んだラボということになります。カテゴリ別では、People & Portraits(87モデル中)とLandscapes & Nature(85モデル中)で1位、Abstract & Patternsで2位、Productsで4位だと発表しています。TechCrunchは、Craftより上の3モデルがいずれもOpenAI製だと報じました。GPT Image 2.5と同じシリーズです。
より安く速い派生版のCraft-fastとCraft-ultrafastも発表されていますが、時期も価格も決まっていません。Canvaが次に改善したいとしているのは、細かい文字と技術図面です。安全面はCanva Shieldが担い、プロンプトと出力の両方をモデレーションします。
Dream Labのプロンプト1回で1回分を消費し、画像が4枚返ってきます。
| Plan | 月間AI利用枠(Premiumツール) |
|---|---|
| Canva Free | 20回 |
| Canva Pro | 200回 |
| Canva Business | 400回 |
開発者は、POST /v1/image-generationsにモデル値craft_v1_2kを指定してCraftを呼び出し、GET /v1/image-generations/{jobId}をポーリングして結果を受け取ります。1ジョブにかかる時間はおよそ50〜60秒です。ダウンロードリンクの有効期限は24時間で、画像をユーザーのアップロードに保存することもできます。
APIはプレビュー版で、ジョブごとにユーザーのAI利用枠を消費します。API単体の料金はまだ公開されていません。CanvaのMCPサーバーでのCraft対応は「近日公開」とされていて、実現すればChatGPTやClaudeのようなAIアシスタントからもCraftの画像を作れるようになります。
Canvaの中でポスターやSNS投稿、チラシを作っているなら、Craftは試す価値があります。文字は正しく出ますし、余計なコピーが入っても、あとからCanvaで直せば済みます。ちょっとした手間で終わる話です。
自分で文字を載せるためのまっさらな画像がほしいなら、プロンプトで「no text」と指定し、結果を必ず確認してください。無料で月20回より多く生成したい場合は、ほかのツールを探すかProに課金することになります。候補の1つはHiggsfieldです。Canvaのそのほかの機能はCanva vs Fotorの比較にまとめています。
文字の正確さは、試してみる理由になります。勝手に書き足されるコピーは、投稿前に1行ずつ読む理由になります。
はい、無料のCanvaアカウントでも使えます。Canva FreeではStandardとPremiumのAIツールを合わせて月最大20回使え、毎月1日にリセットされます。Dream Labのプロンプト1回が1回分で、画像は4枚返ってきます。ProはPremiumツールを月最大200回、Businessは最大400回です。私は10月24日の3つのテストはすべて無料アカウントで行いました。
Canvaのホーム画面にあるAI画像ツールDream Labを開き、作りたい画像を文章で説明します。私のアカウントではモデルがCanva Craft-1 2Kで固定されていて、アスペクト比は6種類から選べました。1回のプロンプトで画像が4枚返り、かかった時間は1〜2分でした。残りのAI利用回数はSettings > Billing > AI usageで確認できます。
CanvaはCraftを人間が作った数百万点のテンプレートで学習させていて、計画用のモデルが構図の設計図に文字まで書き込みます。私のテストでは、ポスターには創作のバッジや商品名の帯として、商品写真では余白を頼んだ場所に見出しとして現れました。何も入っていない画像がほしいならプロンプトでそう指定するか、あとで文字を消してください。
Canvaによると、規約を守る限り、Dream Labで作った画像の所有権は作成者にあります。ただし、AI生成画像に著作権が認められるかどうかは国によって異なります。生成した画像にはすべて、目に見えるAIラベルが付きます。報酬の発生するクライアントワークに使う前に、用途に合わせてCanvaの規約を確認してください。
はい。CraftはCanvaの公開APIから使え、APIはプレビュー版です。POST /v1/image-generationsにモデル値craft_v1_2kを指定し、ジョブが終わるまでポーリングします。かかる時間はおよそ50〜60秒で、ダウンロードリンクの有効期限は24時間です。ジョブごとにユーザーのAI利用枠を消費し、API単体の料金は公開されていません。
Canvaによると、プロンプトはどの言語でも入力でき、画像内の文字は55言語に対応します。ただ、私が試した3つのプロンプトはすべて英語で、日本語の文字は確かめていません。Canva自身も細かい文字は今後の改善点としているので、日本語の小さな文字は使う前によく確認してください。