ChatGPT Images 2.0:AI画像生成の頂点
OpenAIのChatGPT Images 2.0は推論型AI画像生成モデル。テキスト精度99%でImage Arena首位を242ポイント差で獲得。DALL-Eは5月12日に終了。
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GPT Image 2.5は、OpenAI(オープンAI)が2026年9月8日に公開した画像生成・編集モデルで、ChatGPT Images 2.5の中身を担っています。APIでは2種類に分かれ、日常的な生成を高速にこなすGPT-Image-2.5 Flareと、精度が要求される編集向けのGPT-Image-2.5 Sunburstが、どちらもImage generationとImage editの両エンドポイントから呼び出せます。提供範囲はChatGPT、ChatGPT Work、Codexの全ティアで、デスクトップ、モバイル、ウェブに順次展開中です。
新モデルと同時に入ってきたのが、ラフな下描きをそのままプロンプトに変えるSketch、画像の上に直接ピンを刺して指示を書くコメント、ポスターやヘッドショットといった定番フォーマットのテンプレートです。OpenAIは、光の表現がより自然になり、参照写真の被写体が編集をまたいでも判別できる状態を保ち、画像生成の待ち時間はImages 2.0比で最大半分になったと説明しています。
OpenAIは発表で、2026年4月に登場したChatGPT Images 2.0と比べ、GPT Image 2.5は光がより自然でテクスチャも豊かになったとしています。参照写真の被写体が編集をまたいでも判別できる状態を保つこと、何ターン重ねても画像が崩れずに指示へ追従すること、頼まれた箇所だけを直して残りの画面には手をつけないこと。OpenAIはこの3点を挙げ、さらに複雑なレイアウト、透過背景、ビジュアルスタイルの扱いも改善したと述べています。
DALL-Eの提供が終了した今、OpenAIが提供している画像モデルはGPT-Imageの系列だけです。
ローンチパートナーとして名前が挙がったのは、Higgsfield AI、Adobe、Manus、Runwayの4社です。AdobeはGPT-Image-2.5の各モデルをFirefly上で使えるとしており、Manusは自社の評価でFlareがGPT-Image-2の2倍から4倍速かったと報告しています。OpenAIは新モデルの画像にもC2PAメタデータと不可視の電子透かしを引き続き適用していると述べ、ローンチに合わせてシステムカードも公開しました。
2026年9月19日、無料のChatGPTアカウントでSketchを試しました。入力欄に@Sketchと打てば開き、ペン、図形、テキスト、色が一列に並んだ小さなキャンバスが出てきます。描いたものはこれ以上単純にできないほどのラフで、崖の上に白い直線で組んだ灯台、左上にオレンジの太陽、右へ伸びる2本のオレンジの光線、波のつもりの青いジグザグが数本です。

これを添付して、次のプロンプトを付けました。
Turn this sketch into a photorealistic image: a white stone lighthouse on a rocky cliff at dusk, warm light beam sweeping over a dark blue sea, low sun in a hazy orange sky. Keep my layout exactly.
画像は1分以内に返ってきました。感心したのは構図です。太陽は置いたとおり左上に残り、塔は中央に立ち、光線は右へ抜け、崖は右側で落ち込み、波を走り書きしたあたりには砕ける白波があります。構図には多少手を入れられるだろうと思っていたのですが、そうはなりませんでした。印刷サイズで使うなら、この段階の画像でもUpsamplerのようなアップスケーラーが必要になりますし、動かすなら動画生成AIのどれかを通すことになります。
編集はプロンプトを打ち直さず、新しいCommentツールで済ませました。塔にピンを刺し、「Paint the tower in red and white horizontal stripes」(塔を赤白の横縞に塗る)と書きました。

縞模様のバージョンも1分以内でした。ほかに何が変わったのか両方を拡大して見比べましたが、何も見つかりません。手すりの支柱、崖の縁、砕ける波は同じ位置にあります。編集1件なのでベンチマークではありませんが、頼まれた箇所だけを直すというOpenAIの主張どおりの挙動です。

制限には一度もぶつかりませんでした。2回生成しても制限の通知は出ず、クレジットの残量表示もありません。OpenAIの発表は、無料アカウントで生成できる画像の枚数について触れていません。
コメントのほかにも、ChatGPT Images 2.5には定番フォーマットのテンプレートと、画像を生成元のプロンプトごと共有する仕組みがあります。相手は自分の写真で同じプロンプトを使い回せます。
無料アカウントのImagesページはタブが2つです。TrendingにはSketch、’80s flashback、Stickers、Create a caricature、Anime、Underwater、Pin collection、Handwritten styleが並びます。Templatesは16種類で、Poster、Interior design、Logo、Illustration、Headshot、Icon、Product photo、Merch、Infographic、Flyer、Book cover、App mockup、Packaging、Advertisement、Thumbnail、Website mockupです。テンプレートを起点にしたデザインは、CanvaとFotorの比較で取り上げた2つのようなツールが得意としてきた領域です。ページ上のバナーには、生成した画像はLibraryに保存されるようになったと書かれています。
API側では、ChatGPT Images 2.5は2つのモデルに分かれますが、それ以外の仕様は共通です。テキストと画像の入力、画像の出力、low・medium・high・xhigh・max・autoの品質設定、Image generationとImage editのエンドポイント、インペインティング、そして2026-09-08という日付入りスナップショット。レート制限も両者同じで、Tier 1の100,000 TPM・毎分5枚から、Tier 4の3,000,000 TPM・毎分150枚までです。
品質設定とレート制限は両モデル共通で、違いは速度と編集精度のどちらを取るかです。
| GPT-Image-2.5 Flare | GPT-Image-2.5 Sunburst | |
|---|---|---|
| 向いている用途 | 日常的な生成を高速かつ高品質に。ほとんどの用途での既定の選択 | 精度が最優先になる生成と編集 |
| 速度 | OpenAIによるとGPT-Image-2より高品質で待ち時間は50%短い | Flareより生成に時間がかかる |
| エンドポイント | Image generation、Image edit | Image generation、Image edit |
| スナップショット | 2026-09-08 | 2026-09-08 |
両方のモデルページには「Token rates match GPT Image 2.」(トークン単価はGPT Image 2と同じ)という同じ一文が載っています。
テキスト出力は課金されません。単価はGPT-Image-2.5 FlareとSunburstで同一。OpenAIのAPI料金ページを2026年9月19日に確認したものです。
| トークン種別 | 100万トークンあたりの単価 |
|---|---|
| テキスト入力 | $5.00 |
| キャッシュ済みテキスト入力 | $1.25 |
| 画像入力 | $8.00 |
| キャッシュ済み画像入力 | $2.00 |
| 画像出力 | $30.00 |
OpenAIはどちらのモデルについても画像1枚あたりの価格を出しておらず、モデルページにはGPT Image 2のコスト計算ツールではGPT-Image-2.5のトークン消費を見積もれないと書かれています。1枚いくらになるかは、サイズと品質設定がどれだけトークンを使うかで決まります。単価が同じである以上、FlareとSunburstの選択は速度と編集精度のどちらを取るかという問題です。両者にコスト差が出るとすればトークン消費の違いからですが、2.5についてOpenAIはその数値を公表していません。多くの開発では、OpenAI自身が既定と呼ぶFlareから入るのが妥当な出発点になります。
Sketch、コメント、テンプレートはどのティアでも追加費用なしで使えます。私の無料アカウントでも、下描き、そこからの生成、コメントによる編集まで、どれも制限の通知なしに通りました。
FlareとSunburstは料金、品質設定、レート制限が共通なので、実装の中で切り替えるのはモデル名の変更だけで済み、統合をやり直す必要はありません。APIに手を入れたくないチームは、Adobe Firefly上で同じモデルを利用できます。
GPT Image 2.5が出すのは静止画だけです。たとえば上の灯台のシーンを動かすには、画像から動画を作るツールが必要になります。
静止画から動画クリップに仕上げるまでの流れは、Kling AIの使い方ガイドで最初から最後まで追えます。
使えます。新しいSketchツール、コメント、テンプレートを含むChatGPT Images 2.5は、ChatGPTの全ティアに加えてChatGPT WorkとCodexへ、デスクトップ・モバイル・ウェブで追加費用なしに展開されています。2026年9月19日、私は無料アカウントでスケッチから画像を生成し、コメントで編集しましたが、制限の通知は出ませんでした。
私が2026年9月19日に無料アカウントで2回続けて生成した限りでは、制限の通知は出ず、クレジットの残量表示もありませんでした。ただしOpenAIの発表は無料アカウントで生成できる画像の枚数を公表していないため、公式に確定した上限は分かりません。
ChatGPTの入力欄に@Sketchと打ち、Sketchを選びます。作りたいものをラフに描いて添付し、スタイルも含めて完成像をプロンプトで説明します。絵がうまい必要はありません。直線だけで組んだ灯台で試したときも、結果は私の構図をそのまま保っていました。
Flareは日常的な高品質生成向けでOpenAI最速のモデルであり、ほとんどの用途での既定の選択です。OpenAIはGPT-Image-2より高品質で待ち時間は50%短いとしています。Sunburstは生成と編集のより高性能なモデルで、編集精度が最優先になるワークフローに向く一方、生成に時間がかかります。APIのエンドポイントと品質設定は両者共通です。
GPT-Image-2.5 FlareとSunburstのトークン単価は同一で、テキスト入力が100万トークンあたり$5.00、キャッシュ済みが$1.25、画像入力が100万トークンあたり$8.00、キャッシュ済みが$2.00、画像出力が100万トークンあたり$30.00です。テキスト出力は課金されません。画像1枚あたりの価格は公表されておらず、GPT Image 2のコスト計算ツールもGPT-Image-2.5のトークン消費には対応していません。
OpenAIは、ChatGPT Images 2.5とAPIのGPT-Image-2.5モデルが生成した画像にC2PAメタデータと不可視の電子透かしを引き続き適用していると述べています。ローンチの安全対策をまとめたシステムカードも公開されています。