Opus Clip レビュー 2026:AI動画クリッパー
Opus Clip 2026年レビュー。ClipAnything、バイラルスコア、料金プラン、無料枠を解説。1600万人以上が利用するAI動画切り抜きツールの実力を検証。
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Vizard AI(ビザードAI)は、長尺の録画を毎週ショートに切り出していて、主要な切り抜きツール3本の中で分あたりの単価を最も安く抑えたい人に向いています。逆に、お金をかけずにウォーターマークのないきれいな書き出しがほしい人には向きません。
Vizard AIは、長い動画の中から見どころを探し、字幕付きの縦型クリップに切り出して、そのまま投稿までできるAI切り抜きツールです。毎月60クレジットの無料プランから始められ、Creatorは月払い$29、年間一括なら月$14.50になります。このレビューのために、2026年9月に無料プランで2本のプロジェクトを実際に走らせました。以下に出てくる数字はすべてそのときのものです。
Vizard, Corp.はデラウェア州で登記された会社で、CEOはGary Zhangです。同社のサイトは、1,000万人を超えるクリエイターと企業が使っているとしています。長い動画をアップロードするかリンクを貼ると、Vizard AIが強い場面を見つけて縦型クリップに切り出し、字幕を付け、1本ずつスコアを付けます。
Vizard AIはすでに切り抜きだけの製品ではなくなっています。ホーム画面のAIアプリ欄には、2026年8月10日に公開され「Video AGI」と銘打たれたベータ版のVizard Agent、動画生成(Seedance 2.5)、画像生成(Seedream 5.0)、AdMaker、NGテイクの除去が並びます。本稿が扱うのは切り抜き機能そのものです。登録する人のほとんどが目当てにしているのはそこだからです。

他の主要な切り抜きツールとの位置関係は、AIビデオクリッパー 2026 比較にまとめています。
手順は4段階です。リンクを貼るかファイルをアップロードし、言語とクリッピングモデルを決め、字幕テンプレートを選ぶと、スコア付きのクリップ一覧が返ってきます。今回の43分の動画では、無料プランでこの一周が7分ほどで終わりました。大半は切り抜きの待ち時間です。
YouTube、Drive、Zoomなどのリンク、またはファイルを直接アップロード
NASAのMAVEN Mission Update記者会見のYouTubeリンクを貼りました。43分弱のパブリックドメイン動画です。Vizard AIはローカルファイル、アプリ内での録画、Zoomからのインポート、Drive、StreamYard、Loom、Twitch、TikTok、Instagram、LinkedIn、Facebook、Twitter/X、Dropboxのリンクにも対応します。無料プランのアップロード上限は60分・1GBで、今回のYouTubeリンクは720pで取り込まれました。
実行前にクレジットの見積もりが出る
今回の動画はModel v1で42クレジットと見積もられました。速い方のモデルで、返ってくるクリップの本数も多くなります。Model v2は「より長く考える」代わりに本数を絞り、まとまりのあるクリップを返すモデルで、費用は25パーセント増しの53クレジットでした。私は初期設定のまま進め、アップロードが終わった時点で残高から引かれるのを確認しました。

比率、クリップの長さ、字幕、同じ言語で指示できる入力欄
初期設定のまま進めました。9:16、長さはAny、字幕はDefaultテンプレート、絵文字とキーワード強調はオンです。ほかにAdd B-rolls(有料)、無音の除去、自動伏せ字のトグルがあり、探したい場面を書き込むFind clip momentの欄も用意されています。有料プランなら、指定したバイラルスコアを超えたクリップを自動で投稿する予約もできます。

スコア、選定理由、タイムスタンプ付き抜粋が付いた10本
アップロードは1分弱、切り抜きは6分ほどでした。Upload、Process video、Find best parts、Finalizeと進みます。返ってきたのは30秒から40秒のクリップが10本で、スコア順に並び、すべて9.0から10.0の範囲に収まっていました。タイトルは的確で(「NASA Officially Ends MAVEN Mars Mission Efforts」もその1本です)、どのクリップにもタイムスタンプ付きの文字起こし抜粋と一文の選定理由が添えられていました。画面下部には「Remove watermark and unlock 20 more clips」というバーが出ます。
この録画は映像がNASAのタイトルカード1枚で、その上に音声の波形が乗るだけです。つまりこの回で試せたのは文字起こし、クリップの選定、字幕であって、顔追跡や人物のリフレームではありません。残っていた18クレジットで、18分の宇宙飛行士Q&A(人物が映る映像)をもう1本走らせたところ、9:16のクロップの中で話者は最後まで中央に保たれました。


Vizard AIは、AIによる切り抜き、文字起こしエディター、40言語の字幕、SNSへの直接投稿、増え続けるAIアプリを、ひとつのクレジット残高の下にまとめています。ここで取り上げるのは今回のテストで実際に効いた機能です。AIアプリはホーム画面を占めるようになったので触れておきます。
Model v1は処理が速く、返ってくるクリップも多めです。Model v2は時間をかけて本数を絞り、まとまりのあるクリップを返しますが、クレジットは25パーセント増えます。
文字起こしの単語を選んでクリップを作ったり、フレーズを削除したりできます。編集は自動保存され、結果一覧にも印が付きます。
文字起こしは40言語、字幕の翻訳は128言語です。テンプレートはDefault、Modern、Bouncy、Mr. Beast、Businessが用意され、絵文字とキーワードのトグルも付きます。
Vizard AIのCalendarからSNSへ直接投稿できます。接続できるアカウントはFreeが1つ、Creatorが6つ、Businessが20で、最低バイラルスコアを条件に予約もできます。
2026年8月10日に公開され「Video AGI」と銘打たれたVizard Agentを筆頭に、動画生成と画像生成、AdMaker、NGテイクの除去が並びます。
レート制限はプランに応じて上がり、Freeは毎分1リクエストです。切り抜きのエンドポイントからModel v2を呼べば、時間はかかりますがまとまりのある結果が返ります。
Model v1はVizard AIの速い方のエンジンで、候補になるクリップを多めに返します。Model v2は「より長く考える」代わりに本数を絞り、まとまりのあるクリップを返します。その差は値段にも出ます。同じ43分の動画で42クレジットに対して53クレジット、つまり4分の1増しです。

Vizard AIのエディターは、クリップごとのテキストエディターも兼ねています。文字起こしのフレーズを選ぶと小さなツールバーが出て、Create clip、削除、蛍光ペン、コピーが選べます。単語を削除すると取り消し線が引かれ、クリップからもその部分が落ちます。変更はVizard AIが自動で保存するので、結果一覧に戻ったクリップには「Edited」のタグと、更新を促す表示が付きます。
2本のテスト動画を通して、表示されたクリップのスコアはすべて8.8から10.0の間に収まりました。この幅では、どれから投稿すべきかまでは決められません。役に立つのは、クリップごとに添えられる選定理由の方です。一行の売り文句のような書き方なので、スコアが決め手にならないときでもタイトルの下書きとして使えます。
プランは3つです。毎月60クレジットのFree、月$29または年間一括で月$14.50のCreator、月$39または年間一括で月$19.50のBusinessです。1クレジットで処理できる動画はどのプランでも1分で、有料プランは毎月600クレジットから始まります。
| Plan | Annual (per month) | Monthly |
|---|---|---|
| Free | Annual (per month) $0/月 | Monthly $0/月 |
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| おすすめ Creator | Annual (per month) $14.50/月 年間一括 | Monthly $29/月 |
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| Business | Annual (per month) $19.50/月 年間一括 | Monthly $39/月 |
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効いてくるメーターはクレジットだけです。1クレジットで処理できる動画は1分で、切り抜きと文字起こしを両方使ってもプロジェクトごとに1回しか請求されない、とVizard AIのヘルプセンターは説明しています。Model v2は同じ動画でもv1より25パーセント多くかかります。そしてクレジットは、クリップを承認した時点ではなくアップロードが終わった瞬間に残高から消えます。今回も、アップロードが終わった瞬間に残高が60から18に落ちました。
無料プランの保存期間が3日という点も見落とせません。途中まで進めたプロジェクトが、戻ってくる前に消えることがあります。Trustpilotには、有料プランを解約したあとに使い切っていないクレジットが返金なしで失効した、というレビューもあります。残高は先に使い切っておく方が安全です。
ソース動画は1分ごとにクレジットを消費します。イントロや無音の部分はアップロード前に落としておきましょう。無料の60クレジットで賄えるのは、長めのエピソード1本分ほどです。先にトリムしておけば、その範囲はもう少し広がります。
YouTubeのリンクを貼り、1分1クレジットを払えば、数分でスコアと字幕の付いたクリップが返ってきます。毎月最初の60クレジットは無料です。
Vizardで切り抜きを始める →Vizard AIは無料で始められますが、「完全に無料」と言うと手元に残るものを大きく見せすぎです。無料プランでもらえるのは毎月60クレジットで、クレジットカードは要りません。個人のワークスペース、SNSアカウント1つ、AIによる切り抜き、720pの書き出し、エディターのフル機能が使えますが、プロジェクトは3日でストレージから消えます。アップロードは60分・1GBまで、書き出しは10分までで、TXTの文字起こしはダウンロードできます。APIは毎分1リクエストです。無料の書き出しにはすべてウォーターマークが入ります。
今回試した限り、クリップのダウンロードは書き出しダイアログも画質の選択もなく、そのままMP4として保存されます。無料プランではつまり、上の角にVizard.aiのウォーターマークが入り、選んだテンプレートの単語単位の字幕が乗った720pの縦型ファイルになります。ファイルは小さく、そのぶん画は甘いです。静止したタイトルカードならほとんど気になりません。実写なら気になります。
実際に作られたクリップを1本置いておきます。元の録画は撮影された映像ではなく、映るのはNASAのタイトルカードだけです。ウォーターマークもそのまま残しています。
毎週のポッドキャスト、ウェビナー、インタビューを、費用を抑えてショートに変えたい人に向いています。分あたりのクレジット単価は読みやすく、クリップさえできれば文字起こしエディターで細かいトリムがすぐ終わります。複数のクライアント番組を回す制作会社なら、共有ワークスペースとSNSアカウント20接続が付くBusinessが選択肢になります。
向いていないのは、お金をかけずにきれいな書き出しがほしい場合です。無料のクリップはすべて720pのウォーターマーク付きで、ビットレートも実写なら分かる程度に低くなります。すでにある動画を再利用するのではなく、ゼロから動画を作りたい場合にも合いません。その用途ならInVideo(インビデオ)やFliki(フリキ)の方が出発点として適しています。
Opus Clip(オーパスクリップ)のClipAnythingは発話だけでなく映像や感情も読むので、Vizard AIやSubmagic(サブマジック)より対応できるジャンルが広くなります。Submagicが力を入れているのは、クリップを見つけることよりも字幕の仕上げです。Vizard AIの強みは価格です。1分1クレジットは3本の中で最も安く、文字起こしからトリムする方がタイムラインを手で送るより速く終わります。今回のクリップはすべて初期設定の9:16の縦型クロップのままでした。残る2本についてはOpus Clip vs Submagic 2026年比較で詳しく扱っています。
料金は2026年9月に各社の料金ページで確認した値です。
| ツール | 評価 | 最適な用途 | 開始価格 | 主な違い |
|---|---|---|---|---|
| Vizard AI | 4.3/5 | 低コストで毎週の切り抜き、文字起こしからのトリム | $14.50/月(年間一括) | 1分1クレジット、文字起こしでトリム、無料はウォーターマーク付き |
| Opus Clip | 4.1/5 | ジャンルを問わないクリップ検出 | $15/月 | ClipAnythingが発話だけでなく映像と感情も読む |
| Submagic | 4.4/5 | 字幕のスタイリングと仕上げ | $12/月(年間一括) | アニメーション字幕は最高峰、クリップ検出は弱め |
AIの切り抜きは的確で、価格は主要な3本の中で最も安く、年間一括なら月$14.50です。一方で、無料の書き出しはウォーターマーク付きでビットレートも低く、見つけたクリップの大半は有料の先に置かれ、バイラルスコアはすべてに8.8以上を付けます。この3点が評価を押し下げています。毎週長尺動画を切り抜くなら年間一括のCreatorが本命です。支払う前に、まず無料のプロジェクトを1本走らせて、自分の素材でどう振る舞うか確かめてください。
長尺の録画を毎週切り抜いていて、主要な3本の中で分あたりの単価を最も安く抑えたいなら価値があります。年間一括なら月$14.50です。今回のテストでは、43分のNASA会見が無料プランで6分ほどのうちに使えるクリップ10本になり、タイトルもタイムスタンプも正確でした。引っかかるのは無料プランの中身です。書き出しは720pのウォーターマーク付きで、見つかったクリップのうち表示されるのは10本だけ、残りは支払うまで見られません。
毎月60クレジットの無料プランが恒久的に用意されていて、クレジットカードの登録は不要です。書き出しには720pでVizard.aiのウォーターマークが入り、長さは10分までで、クリップは3日でストレージから消えます。さらに無料プランでは、1本の動画から見つかったクリップのうち10本しか表示されず、残りは有料プランの先に置かれます。
運営はデラウェア州で登記されたVizard, Corp.という実在の会社です。製品の評価はG2が411件で4.7/5、Capterraが473件で4.9/5、Trustpilotが2,520件で4.7/5です。カード情報を入力するのは有料プランを選んだときだけで、無料プランでは必要ありません。支払う前に知っておきたい点が2つあります。クレジットはクリップを承認したときではなくアップロードが終わった瞬間に引かれること、そしてTrustpilotには解約後に使い切っていないクレジットが返金なしで失効したというレビューがあることです。
1クレジットがソース動画の1分にあたり、切り抜きと文字起こしを両方使ってもプロジェクトごとに1回しか請求されません。Model v1ではなくModel v2を選ぶと、同じ動画でもクレジットが25パーセント増えます。毎月の付与分は請求サイクルごとに更新され、クレジットはクリップを1本も見ないうちに、アップロードが終わった時点で残高から消えます。
対応しています。YouTubeのリンクをそのまま貼れるほか、Google Drive、StreamYard、Loom、Twitch、Twitter/X、TikTok、Instagram、LinkedIn、Facebook、Dropboxのリンク、ファイルのアップロード、Zoomからのインポートも使えます。無料プランではYouTubeの動画は720pで取り込まれます。アップロードの上限は無料プランが60分・1GBで、有料プランでは600分・30GBに上がります。
どこで詰まっているか次第です。トーク動画以外も含めてジャンルを問わずクリップを見つけたいなら、Opus Clipが最有力です。アニメーション字幕の仕上げならSubmagicの方が向いています。CapCutは自分でクリップを選んで切る手間を許容できるなら無料で使え、Descriptは文字起こしを編集する感覚で動画を編集したい人に合います。
文字起こしが対応する40言語に日本語が含まれ、字幕は128言語に翻訳できます。運営はアメリカのVizard, Corp.で、料金の請求も米ドル建てです。